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KENTARO!!/大仙市立神岡小学校

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日時・参加者
平成27年9月25日 38名/5年生
内容
HIPHOPダンスやコンテンポラリーダンスを生徒が体験的に学べる授業を実施します。講師と補助者によるダンスを鑑賞した後、生徒たちも講師の指導のもとワークショップ形式でダンスを学び、身体表現の可能性を広げることがねらいです。また、近年はダンスの授業が必修となっていることから、教える側の先生が指導法を学ぶ機会を作ることも目的としています。

 

 

 


第11回目の芸術家派遣事業は大仙市立神岡小学校にておこなわれました。講師にダンサーのKENTARO!!さんをお迎えしました。この日は自身の主宰カンパニーである「東京ELECTROCK STAIRS」の横山彰乃さんと高橋萌登さん、泊麻衣子さんも同行し、同校の5年生38名にダンスを指導しました。
まず身体を動かす前準備としてストレッチをしました。膝や腰、腕の筋肉をほぐしていきます。次第にHIPHOPのリズムや動きを取り入れ、身体を慣らしていきます。肩を横に動かし、膝を曲げたり伸ばしたりして、アップダウンの練習をします。ストレッチの後はツーステップ、フォーステップ、などHIPHOPの基本的なステップを踏む練習をしていきます。また、波打つように上半身を動かす「ウェーブ」や、水平に片腕を上げ指さす「ポイント」、空中を蹴り上げるような「キック」など、HIPHOPダンスの特徴的な動作も覚えました。次第にHIPHOPのリズムが自然と身体に馴染んできた様子で、動きがスムーズに、そして軽やかになっていきます。
基本的な動きを学び終えた後は、KENTARO!!さんが振り付けしたダンスの練習をしました。今回生徒たちが踊るのは、くるりの「ばらの花」です。曲を数パートに分けてダンスを練習した後、曲全体を通しで踊る練習が始まりました。次の動作に移るときの足並みも素早くなり、生徒たちの眼差しも真剣さを増します。また、休憩時間中にも振り付けを確認し合う生徒や、講師やアシスタントに積極的に指導をもらいに行く生徒の姿も多く見られました。
生徒たちによる実演は、2グループに分けておこなわれました。振り付けの確認をしているのか、それとも自然と身体が動くのか、片方のグループが踊っている間も、身体でリズムを取っている生徒が多数いました。踊り終えた生徒たちの表情は充実感に溢れています。

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最後にKENTARO!!さんとアシスタントの3人によるダンスが披露されました。曲は生徒たちが踊ったものと同じ、「ばらの花」です。ビートに乗ってステップを踏む、滑らかに回転する、軽やかに跳ね上がる—4人の身のこなしは俊敏でありながらも、どこか柔らかさを感じさせます。その一挙一動を見逃せず、生徒はKENTARO!!さんたちのダンスに熱い眼差しを向け続けました。ダンスの間、会場は4人が創り出す空気や世界観に包み込まれていくように感じました。
本格的なダンスを体験するだけではなく、他の生徒や講師のダンスを見ることで刺激を受け、生徒たちはより深い学びを得られたのではないでしょうか。

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講師略歴
1980年生まれ。「東京ELECTROCK STAIRS」主宰。HIPHOPをベースとしながらも既存のスタイル化されたものとは、かけ離れた独自の表現を実践する。2013年ニューヨークでの「japan society show case〈東京ERECTROCK STAIRS〉」では、NY TIMES紙が絶賛評を掲載。海外からも注目を集める。ゼロダテには2013年の「根子フェス」、2014年の「大館・北秋田芸術祭」に参加。2015年は9月からのソロ公演「森に帰るケレックス」(北九州芸術劇場、ベトナム)と12月上旬の東京ELECTROCK STAIRS新作公演(吉祥寺シアター)を予定している。